2010年1月22日金曜日

プロテインのサプリメントは広く誤用されている

「プロテイン」とは本来「タンパク質」という意味ですが、日本で「プロテイン」と言うと、タンパク質を主成分とするサプリメントのことを指すことが多いと思われます。プロテイン(サプリメント)の摂取は、筋トレ後の筋肉増強等に良いとされ、スポーツをする方の中には愛飲されている方も少なくありません。そんなプロテイン(サプリメント)ですが、ちょっと誤用されすぎているんじゃないかという研究結果が出ました。

[Science Daily] Protein supplements are misused by athletes

上記の記事によれば、多くのアスリートはプロテイン(サプリメント)摂取に関する正確な知識に乏しく、食事内容を調べてみるとプロテイン(サプリメント)の摂取の必要性がない人(食事により十分な栄養を得ている人)の割合は8割ほどにものぼったとのこと。プロテイン(サプリメント)の摂取をやめてみても悪影響を感じなかった人は過半数にのぼるなど、プロテイン(サプリメント)はいろいろと過大評価されているんじゃないかと思われる結果が出ています。記事中の結論として、プロテイン(サプリメント)には表示されていない成分が入っていたり、特定の栄養素を過剰に摂取しすぎてしまうなど、むやみに摂取すると問題に見舞われる可能性があると指摘しています。

確かに、プロテイン(サプリメント)に限らず、サプリメントは特定の成分を集中的に摂取することになるので、うっかりすると過剰な摂取をしてしまい、健康被害を被る可能性があります。なにごとであれ、正しい知識を持って実行するのが重要ということなのでしょう。

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